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前原 直; 春日井 敦; 坂本 慶司; 恒岡 まさき; 今井 剛
JAERI-Research 96-017, 13 Pages, 1996/03
ジャイロトロン用超電導マグネットの維持・管理を簡素化するために、永久電流による液体ヘリウムの低消費化、および2段式冷凍器の採用による液体窒素を不要とした110GHz帯超電導マグネットについて、1年間の運転実績に基づき液体ヘリウムの消費量および磁界の特性について報告する。
真木 紘一*; 高津 英幸; 黒田 敏公*; 関 泰; 中村 知夫; 森 清治*; 川崎 弘光*
JAERI-M 91-046, 163 Pages, 1991/03
本レポートは、1990年に開催されたITERの冬期及び夏期専門家会議に提出された遮蔽設計レポートに基づき、超電導マグネットに対する遮蔽と生体遮蔽について加筆してまとめたものである。このレポートでは、インボードのベンチマーク計算、インボードのバルク遮蔽計算、インボード遮蔽体内の非均質効果、ギャップストリーミング解析について超電導マグネットの遮蔽特性に関して議論している。また、中性粒子入射用ダクトのストリーミング計算に関して輸送計算とモンテカルロ計算を比較し、ダクトとの関連でクライオスタット周辺の生体遮蔽を議論している。更に、メンテナンス時に放射化された1モデュールを炉室天井から吊り下げた状態における炉室内の線量率分布、敷地境界の線量率分布を検討している。その結果、ITERの遮蔽特性が評価され、遮蔽設計上の問題点及び解決すべき方向が示された。
溝口 忠憲*; 下村 安夫
核融合研究, 65(2), p.115 - 141, 1991/02
核融合炉の炉心構造を設計するにあたって、必要な炉心プラズマの条件と工学条件を同時に満足させることが最も重要な課題となる。高熱流束を受けるプラズマ対向機器や超電導マグネットなどのそれぞれの工学的条件が、互いに関連しており、最適な設計を行うことはこれらの種々の条件を適切に組み合わせることにほかならない。ここでは、まずこれらの設計条件及び制約条件の評価を実施し、開発された核融合炉システム解析コードへの適用を試みた。核融合実験炉及び第一世代動力炉の設計において、これら工学条件の制約及び改良が炉心規模にどのような影響を与えるか例をあげて示した。
迫 淳; 東稔 達三; 関 泰; 飯田 浩正; 大和 春海*; 真木 紘一*; 伊尾木 公裕*; 山本 孝*; 湊 章男*; 山内 通則*; et al.
JAERI-M 8286, 108 Pages, 1979/06
近い将来建設が期待されるトカマク型核融合実験炉の第2次予備設計が実施された。この設計は炉システム全般に亘るものであり、プラズマ特性、炉構造、ブランケットニュートロニクス、遮蔽、超電導マグネット、中性粒子入射装置、電源系、燃料循環系、炉冷却系、トリチウム回収系ならびに保守計画を含む。炉システムの安全性解析も行なった。本報告書は上記各項目を含む設計概要を述べたものである。また、出力密度を上げた場合の可能性評価も行ない、附録で述べている。
炉設計研究室
JAERI-M 7200, 136 Pages, 1977/09
核融合実験炉用超電導ポロイダルマグネットについて設計研究を行った。着手目的は設計研究を行うことにより超電導ポロイダルマグネットの技術的問題点を抽出し、今後の研究開発課題を明確にすることである。本設計研究により明らかになった問題及び研究開発課題のうち主なものは極低温における電気絶縁方法、超電導線補強材の繰り返し応力による劣化、コイル並列巻線による誘起電流対策、FRPヘリウム容器の開発、ヘリウム送液損失の改善等である。これらの問題点及び研究開発課題の開発スケジュールも立案した。